数週間以上前のはなしですが『Pat Metheny Piccolo Guitar』を購入する為、訪れた新大久保の『TC楽器』その１週前に見かけた時、アレは1990年代に谷口楽器の公告で『世界で３本のみその内の１本を販売！』確かそんな触れ込みで白黒ページに載ってたのを思い出しました。　その内ジワジワと欲しくなり『アレを買う意味とは？』と考え始めていました。

Pat Metheny GroupのLetter from Homeを聴きながら『もしかしたらアレでAllan Holdsworth出来るかな？』なんて考えたりして？Allan Holdsworthの Piccolo Guitarを買い逃した経験上買うべきと思いました。安いし！と思いきや最初の1桁見逃してました。税抜き85でなく185、税込１９万９千８００円でした。ガーン！

それでも現地に赴き『いや昔の夢を実現！絶対使えるはず！」と購入する予定で予約し弾かせてもらいました。最初はレギュラーチューニングで渡され、まービロンビロンで使えるはずもなく正規のセットアップの２音半上げでチューニングしました。なぜメセニーが異様に低フレットの位置しか使ってなかったのか原因がわかりました。『レギュラースケールのようには全く使えない』当たり前だけど、ガーン！

分かっちゃいたんだけど「イバニーズ（あえて）がメセニーに渡したんだから奇跡のピッコロギターなのかも？」と期待しちゃったんですね！店員さんは親切に履歴を調べ最初は３本、でも計２０本ぐらい作られたみたいと情報をくれました。現在の人は正直な店員さんで見直しました。昔は阿漕な店員？店長？が居て嘘八百で私は怒ってました。もうその人はいなくなってました。

パットメセニーピッコロギター、断腸の思いで諦める事にしました。私がお金持ちなら壁に飾る為に買ったかもしれません。でも指板を縦横無尽に使えないギターで無ければ使い甲斐がないし多少のピッチずれは音痴の私だから気にならないのですが、次元が違いました。ピッコロギターなので当たり前のことです。残念です。

ただ今思えばピッコロギターで指板を縦横無尽に使用すると言う私の考えが間違ってます。そんなことができるならホールズワースのコードなんて誰でも弾けちゃう事になるしバカでした。『パットメセニーピッコロギター』はとても良いピッコロギターでした。売れて良かった。そうでなければ今もモヤモヤしてました。

そしてオマケのハイパーギターズです。ココには凄いレスポールが飾ってありました。５９年スペックの６０年レスポール「嘘だろ！」ってぐらいの綺麗な杢目と虎。マイッタ！あとエリックジョンソンのレスポールなのか？これは分からない。イイよねヴィンテージギターって！











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